遺産承継

遺産承継に関する基礎知識や事例

遺産承継とは、人が亡くなり相続が発生した場合に、被相続人の遺産を遺言書又は遺産分割協議の内容に従って、当該遺産を相続すると決まった相続人に承継させることをいいます。

この遺産承継を行う手続きは相続人の調査から始まり、被相続人の遺産を確定し、遺言書がない場合などには遺産分割協議を行います。
そして、遺言書又は遺産分割協議の内容に沿って各相続人が承継することが決まった遺産の名義変更などを行うという形で、遺産承継手続きは進行していきます。

相続に際して、被相続人が遺言書を残していた場合には、遺言書記載のとおりに遺産を承継すればよいですが、遺言書が作成されていない場合や見つからない場合などには、共同相続人間で遺産分割協議を行う必要があります。
そして、遺産分割協議において合意に至った場合には、合意内容をまとめた遺産分割協議書を作成することが重要です。
これは、将来他の相続人が合意内容と異なる主張をした際に、正しい遺産分割協議の合意内容として証拠とすることができるためです。
もっとも、遺産分割協議がうまくいかなかった場合には、家庭裁判所に遺産分割をするように請求することになります。

また、遺産承継により実家などの不動産を承継した場合には、その不動産には固定資産税などの税金がかかることから、自己利用する以外に、その不動産を賃貸するなどして活用することも考えられます。
遺産承継については、司法書士法人わたこり綜合事務所にご相談ください。

KNOWLEDGE&KEYWORD基礎知識とキーワード

OFFICE事務所概要

住所 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-10-15 川名ビル4階
TEL 03-6712-6941/(携帯)080-3384-4632
代表者 綿古里 克英(わたこり かつひで)
営業時間 10:00~19:00(時間外でも事前ご予約で対応可能です)
定休日 基本的には土日祝ですが、ご予約を頂ければ出張相談も可能です
対応地域 東京・神奈川・千葉・埼玉 ※オンラインは全国対応可能です